
(この記事は、WAKE Careerのnoteにて掲載した記事の転載です。元記事:https://note.com/bgrass/n/nc8f454e32ea5)
こんにちは!WAKE Careerです。
WAKE Careerを利用した女性エンジニアの声をお伝えするインタビューシリーズをお届けします。
「転職活動ってどう始めればいい?」
「面談って敷居が高そう…」
──そんな不安や迷いを抱えながらも、一歩を踏み出した方たちのリアルな体験を紹介します。キャリアに悩むとき、同じ立場の女性エンジニアの声が、次の選択を考えるヒントになるはずです。
大野 千佳子さんは、長年の開発経験を持つ現役エンジニア。社内システム立ち上げや品質管理に強みがある一方、評価の難しさや環境の壁に悩み、転機を求めてWAKE Careerの面談へ。WAKE Partner(WAKE Careerのキャリアパートナー)からの「もっと自信を持っていい」という言葉が、次の一歩を後押ししてくれたといいます。
大野さん:新卒で大手電機メーカーに入り、CAD/PLMなど大規模開発で長くエンジニアと品質管理をやってきました。厳しい品質基準のもと、数十人規模のチームを束ね、JSTQBなどの資格もその時期に取得しています。
いったん区切りをつけたあと、2014年からRubyで“第2のエンジニア人生”を始めました。直近は金融系スタートアップの内製化で、KYCと契約情報管理をゼロから設計・実装。
Excelに散らばっていた情報を集約し、まずマスターデータベースを作る方針にして、設計に約半年、実装に約1年半。ゼロから立ち上げ、昨年、ローンチまで持っていきました。金融は1円単位の正確性やセキュリティなど、学び直しも多かったですね。
大野さん:上層に「作り終わればエンジニアは要らないのでは」という空気がありました。評価も、評価する側に分かりやすいあまり意味のない数値目標を置けばいい、みたいな感覚で。キーマンが突然いなくなる出来事も重なって、「安心して働けないかも」と感じ、本格的に転職を考えました。
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大野さん:「その経験はもっと評価されていいこと」「大野さんの経験は武器になります」と、WAKE Partnerのお二人が揃って高いテンションで言ってくださったことです。
自分にとっては“当たり前”の経験(品質・大規模開発・内製化の推進)が、外から見るとしっかりした価値だと認識しました。そこから自己評価がすっと整いました。
大野さん:そう感じます。私も長く現場にいますが、自分の経験を“普通”と受けとめていました。WAKE Careerの面談では、その前提を最初から理解したうえで、外のものさしで見た時の「適正な」評価を伝えてくださったおかげで、自信を持つことができました。
職務経歴書もテンプレートの提案をいただき、表現と構成をブラッシュアップ。経験・成果・やりたいことを切り分けて書く過程で、頭の中も整理されました。
「今後のキャリアビジョン」の欄では、「現場に居続けて他の女性エンジニアのロールモデルになりたい」と書いてますけど、これもWAKE Partnerとのやりとりの中で「自分が本当にやりたいこと」として浮かび上がり、言葉にできたことですね。
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大野さん:年収の目標をはっきり口にできるようになりました。以前の水準に届きたい、と次の会社に明言できたのは、WAKE Careerの面談で自分のスキルを正しく評価できるようになり、“適正レンジ”の感覚を掴めたから。
また、WAKE Partnerに紹介いただいた案件でも評価は良く、もし1か月早ければそちらを選んでいたかもというほど手応えがありました。最終的な入社はリファラル経由でしたが、面談が判断と自信の“土台になったのは間違いありません。
転職の可能性を狭く考えずに、自分の武器と言葉を増やせたのが大きかったですね。
大野さん:エンジニアとして、大切なのは“技術”です。もしブランクがあっても、続けていけば戻れる。
Rails Girlsの懇親会である女性から「このままエンジニアを続けていいのか」と涙ながらに相談されたことがありました。特別なことはしていませんが、“今も現場にいる女性エンジニア”の姿を見せ続けることに意味があると感じています。
私はこれからも手を動かし、1→10を伸ばす力でチームに貢献しながら、次の世代に「続ければ道はつながる」と伝えていきたいです。
大野さん:今持っている違和感や不安は、外に出ると相対化できます。まずは話して、視野を広げるとどう見えるのかを試してみてもいいのでは。Rubyなどはコミュニティ活動が盛んで女性も多いので、参加しやすいと思います。
あとは、WAKE Partnerのようなプロの視点ですね。特に、自分の経験の何が武器かを言語化できると、転職する/しない、あるいは社内で交渉する——どの選択にも効いてきます。
迷ったら、外に開くことから始めてみてほしいですね。
転職は孤独な決断の連続ですが、「相談相手がひとり増える」だけで気持ちは大きく変わります。WAKE Careerの面談は、求人紹介を超えて「自分のキャリアを整理する場」。安心感と新しい視点を得られる体験を、次はあなたも試してみませんか?
一緒に、あなたの「なりたい」を解放していきましょう!